みなさんこんにちはならず者です。本記事は2ドアスポーツカーを凌駕するような走行性能を持つ、90年代頃に流行した国産セダンを選出させてただきました。走行性能を重視するならスポーツカー、2ドア!なんて思っている方はいませんか?
実はセダンの利便性を持ちつつもスポーツカーを凌ぐ性能を持つ爆速セダンがこの世の中には存在します。本記事を読んでいただければその魅力をたっぷりと堪能できることでしょう。
スポーツセダンとは?
スポーツセダンは、利便性の高いセダンにスポーツカー並の走行性能が与えられ、走りの楽しさとセダンならではの安定した乗り心地のいいとこ取りをした車です。
1990年代にはこのスポーツセダンが一線を凌駕し、圧倒的な人気を獲得しました。バブル経済期による影響もあり、各社様々なラインナップが存在しており、現在では作られていない直列6気筒エンジンを搭載していたり、当時では先進的な電子制御サスペンション等、お金がかかったメカニズムが搭載されていました。
セダンとしての機能はしっかり持っているため、ファミリー層でも乗れるし乗り心地も良いため、人気を獲得するべくして獲得したのは一目瞭然ですね。
今だからこそ、改めておすすめできる爆速セダンを5台見てみましょう!!
トヨタ JZX100チェイサー ツアラーV
1台目に紹介するのはトヨタ自動車が1996年から2001年まで販売していたJZX100チェイサー ツアラーVです。
兄弟車としてマークⅡとクレスタもありますが、100系では最も人気のあるチェイサーをこの三兄弟を代表して選びました。(基本的には三兄弟ともほぼ同性能なので選出と思っていただいて構いません)
この車は三兄弟の中でも最もスポーティーに設計されており、マークⅡ等と比較すると全長が短縮されており、スポーツ走行の安定性が高められています。
何と言っても、この車にはトヨタ自動車とヤマハ発動機が共同開発し製造された直列6気筒DOHCターボエンジン「1JZ‐GTE」エンジンが搭載されており、最高出力は280PS、最大トルクは2400回転で38.5kg・mを発生し、アクセルを踏み込めば強烈な加速感を楽しむことができます。
チェイサーツアラーVに搭載される1JZ‐GTE型エンジンは第2世代となっており、シングルターボで可変バルブタイミング機構のVVT-iが搭載されており、低回転からトルクがモリモリ出ることで扱いやすいエンジンとなっています。
エンジン本体の耐久性が非常に高く、ブーストアップのみで400PS近く狙えるエンジンとなっており、駆動方式がFRなのでドリフトベースとしても優秀な車となっています。
また、安全性能も高められており、当時としては最新的な衝突安全ボディとエアバックなどが標準装備されました。
セダンならではの乗り心地を持ちながら、一度アクセルを踏み込めば暴力的な加速感を楽しむことができ、ツアラーVはスポーツセダンの代名詞とも言える有名なグレードになりました。
トヨタ 160系アリストV300
2台目に紹介するのはトヨタ自動車によって1997年に発売された、アリストV300です。こちらは2代目のアリストになっており、セダンとしてのラグジュアリーな外観と内装が一新され、迫力あるフロントフェイスが印象的な車です。
このアリストに搭載されたエンジンは、現在でもなお絶大な人気を誇る、国産エンジン最強と名高い直列6気筒DOHCターボエンジン「2JZ-GTE」が搭載されており、最高出力は280PS、最大トルクは3600回転で44.0kg・mというとんでもないモンスターエンジンです。搭載車はあの有名な80スープラがあり、トヨタがこのアリストの走行性能にどれだけ力を入れていたか分かるでしょう。
同じ280PSマシンであるチェイサーやマークⅡ、ヴェロッサ等の中でもひときわ目立つ加速力を持っている車であり、まさにモンスター級の加速力を発揮します。
また、2JZ‐GTE型エンジンは耐久性が非常に高く、その耐久性は1JZをも上回り、フルチューンを行えば1000馬力にも耐えうるエンジンとなっています。そのため、ノーマルでも十分暴力的な速さですが、ちょっとでもいじれば現代の車でも勝つことができない性能を一瞬で手にすることができます。
当時は国内最速セダンと呼ばれ、爆速セダンの座を築き上げました。足回りも4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用されており、確かな乗り心地を実現しています。駆動方式もFRなので、現在ではかなり貴重なFRセダンとなっています。
ただし、この車にはMT設定が存在しないため、ドリフト等を行いたければMT載せ替えを行わなくてはならず、ドリフトユーザーにとってはあまり好まれる車ではありませんでした。
ただし、その暴力的な加速力は今でも爆速セダンの座に君臨しているでしょう。
三菱 ランサー・エボリューションⅢ
3台目に紹介するのは、1995年1月に三菱から発売されたランサー・エボリューションⅢです。ランサー・エボリューションの3代目に当たる車で、ラリーの知見を経て旧モデルから数々の改良が施され、非常に完成度が高い車となっています。
エンジンは直列4気筒DOHCターボエンジン「4G63」が搭載されており、最高出力270PSを発揮し、最大トルクは3000回転で31.5kg・mを発生させます。低回転からトルクがモリモリ発生します。
また、この車は駆動方式が4WDのため、非常に安定したコーナリング性能を見込めることができ、その点ラリーの知見が車の開発にかなり生かされていることを感じることができます。
車重も1190kgで軽く、4WDによる安定したグリップ性能、低速からの最大トルクにより、ランサー・エボリューションⅢはR32 GT-Rと互角以上に張り合える存在でした。
かの有名な漫画「頭文字D」でもラスボス的存在として描かれている程の迫力が当時の人にはあったということでしょう。
機敏に操れるハンドリングに暴力的な加速力を持つランサー・エボリューションⅢは、爆速セダンの座にふさわしい車の1つであると言えます。
スバル インプレッサGC8
4台目に紹介するのは、スバルから1992年から2000年まで販売された、インプレッサGC8です。こちらの車も先程紹介した「ランサー・エボリューション」と同様にラリーで活躍した車です。
世界ラリー選手権(WRC)参戦車両として性能の底上げが行われたモデルは「WRX」という名前が与えられ、WRXは現在も販売されているモデルですので聞いたことがあるでしょう。
エンジンはスバルの名機水平対向4気筒DOHCターボエンジン「EJ20」が搭載されており、最大出力は280馬力を発揮、最大トルクは4000回転で34.5kg・mです。水平対向エンジンの恩恵もあり比較的コンパクトなサイズと、4WDによる安定した操縦性を確保しています。また、車両重量が1220kgと軽く、直線加速はもちろんばかっ速です。
この車の最大の魅力はやはり、他の国産車では味わうことのできない水平対向4気筒エンジンのサウンドでしょう。独特なボクサーサウンドは乗っている人をやる気にさせます。アクセルを踏み込めばボロボロと鳴るこの低音サウンドが当時の人々を魅了し、一気に知名度を獲得しました。
スバル車愛好家のことをスバリストと呼んだりしますが、その始まりはこのインプレッサからだと考えられています。
エクステリアはかなりスポーティーで、イメージカラーとなっているスバルブルーがよく似合うスタイリングになっており、インテリアも余計なものを省いたスポーティー仕様になっています。
三菱 ギャラン VR-4
最後に紹介するのは三菱から1996年に発売されたギャラン VR-4です。(写真のものは後期となっています)
パワートレインはV型6気筒ツインターボエンジン「6A13」を搭載しており、最高出力は280馬力を発生、最大トルクは37.0kg・mとなっており、3000回転位から蹴り上げるような加速感を楽しむことができます。
正真正銘の爆速セダンで、まさに「羊の皮を被った狼」のようなタイプです。高速域での加速感はあのランサー・エボリューションをも上回っていました。あまり評価されなかった車の1つですが、爆速セダンの座に君臨していたことは間違いなしです。
名エンジン「1JZ‐GTE」を搭載していたチェイサー等とまともに張り合うライバル的な存在であったと言えます。
筆者はこのような、ハイレベルな走行性能を持ちながら時代とともに影に隠れてしまった車が大好きです。正に今回のテーマであるスポーツカー顔負けセダンでした。
乗ってみたいなら今しかない!?
いかがだったでしょうか?どれもスポーツカーに負けない圧倒的な走行性能を持っていることが改めて分かりました。それぞれに違った魅力があって非常に面白い内容になりました。
みなさんはこれらのスポーツセダンに乗ってみたいと思いましたか?これらの車は時間が経てば立つほど維持しにくくなりますし、希少性から中古車相場も上昇傾向にあります。特に100系3兄弟なんかはここ数年で一気に価格上昇が起こっておりますので、乗りたい車があれば是非お早めに購入を検討されることを強くおすすめいたします。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。他にも数々の自動車情報記事を掲載していますので、読んでいただければ嬉しいです。
ではまた!!









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